大正12(1923)年、古河電気工業とドイツのシーメンス社による合弁会社として富士電機製造(現・富士電機)が設立された。社名の「富」は古河の「ふ」、「士」はシーメンス(独語発音ではジーメンス)の「じ」から採用。昭和10(1935)年、電話事業部門を分離して富士通信機製造を新設。昭和13(1938)年、専用工場を川崎市に建設。昭和40(1965)年には資本的にも独立。昭和42(1967)年、略称だった「富士通」を正式社名とした。