戦前の大倉財閥の流れをくむ大手総合建設会社。スーパーゼネコン5社の中では唯一の非同族企業だが、社名は創業者である大倉喜八郎の戒名「大成院殿礼本超邁鶴翁大居士」に由来する。「集大成」の意味も込めて昭和21(1946)年に現社名へ改称。「建設」は土木・建築の両分野を表すが、社名に採用したのは大成が最初だといわれている。大成建設の誕生後は、「組」「土建」などと名乗っていた同業他社も社名に採用するようになった。