明治期に大阪で創業した輸入雑貨販売業「大崎組」の倒産に伴い、昭和2(1927)年に設立された「金鶴香水」を前身とする老舗の化粧品メーカー。整髪料「丹頂チック」が大ヒットし昭和34(1959)年には社名も「丹頂」に変更。昭和45(1970)年には「マンダム」シリーズを発売し、アメリカの俳優チャールズ・ブロンソンを起用したテレビCMの大流行もあって爆発的な売上を記録、翌年から社名に採用した。「man(男性)」「domain(領域)」の合成語で「男の世界」を表現している。「human」「freedom」の意味も含んでいるという。