万年筆の国内シェアでトップ。旧社名はパイロット万年筆。社名は商船学校の教授だった創業者が「業界を先導するパイロット(水先案内人、操舵手)になる」という思いを込めたもの。また、ライバル会社の「セーラー万年筆」が、先にセーラー(水夫、水兵)というブランド名を使用していたことへの対抗意識の表れでもあるという。インク瓶を必要としない万年筆は船乗りの必需品とされていた。