液晶ディスプレイや太陽電池での苦戦が響き、ここ数年、深刻な経営不振からの脱却に取り組んでいる総合家電メーカー。大正元(1912)年、創業者の早川徳次が東京・墨田区に「早川電機工業」を設立。大正4年に「早川式繰出鉛筆」を発売し米国で爆発的なヒット。のちに商品名をエバー・レディ・シャープ・ペンシルに変更。社名はこれに由来する。昭和45(1970)年から現社名。2016年、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープを買収すると発表した。