産業用オートメーション機器に強みを持つ大手電気機器メーカー。健康医療機器や社会システムの分野も強く、家庭用電子血圧計は世界トップシェアを誇り、自動改札機やATM(現金自動預け払い機)の開発でも知られる。旧社名は立石電機。現在の社名は、本社が置かれていた京都・御室(おむろ)の地名に由来する。昭和34(1959)年以降、全商品に使用しているブランド名の「OMRON」を、平成2(1990)年から社名に採用した。「御室」とはもともと、京都の名刹である仁和寺のことを指したものだったが、やがて付近一帯の地名になったといわれている。