セブン&アイ・ホールディングスの事業子会社のひとつ。セブン-イレブン・ジャパン、そごう・西武などとともにグループの中核を担う。大正9(1920)年、吉川敏雄が東京・浅草で創業した「羊華堂洋品店」を前身とする。社名は当時、銀座で繁盛していた洋品店の「日華堂」にあやかったもので、未年生まれの吉川が「日」の代わりに「羊」の字をあてたことに由来する。吉川の甥の伊藤譲が店を手伝って繁盛させるが空襲で焼失。戦後は足立区千住で「羊華堂」を再開。後に社名を「ヨーカ堂」とし、さらに「伊藤ヨーカ堂」から「イトーヨーカ堂」へと変更した。店舗名は「イトーヨーカドー」と表記している。