飲食店を複数店舗経営する会社が、新しい事業年度のスタートに合わせて新たな店をオープンするときに、開店のために厨房設備を事前に購入したとする。
この購入費用の税務処理だが、開店前の期に購入したとしても、「購入した時点の事業年度の費用」(開店前期)ではなく、「店をオープンした事業年度の費用」(開店当期)として減価償却処理する。
オープン以前に試運転した場合も、開店した事業年度(当期)から費用として計上することを覚えておきたい。(2016/07/06)