販売売上は、商品(棚卸資産)を取引先に引き渡したときに計上する。
計上の仕方は、出荷したときに計上する方法(出荷基準)と、取引先が棚卸資産を引き取って点検し、受け取りが完了したとき(検収時)に計上する方法(検収基準)の2種類がある。
計上するタイミングの違いによって納税額が異なることもある。例えば3月31日決算の会社で、商品の出荷した日が3月31日、得意先の検収した日が4月1日であったとすると、検収基準を採用していればその分の売上を1事業年度だけ遅く計上できるわけだ。(2016/10/16)