インターネットを通じて行う電子納税には、「登録方式」「入力方式」「ダイレクト納付方式」の3つの方法がある。
登録方式は、申告データをイータックスで送信後、納付情報を登録して納税する仕組みだ。法人税や所得税などの本税に加えて、加算税、延滞税などの附帯税も電子納税できる。
入力方式は登録方式とほぼ同様の手順で進めるが、事前に納付情報を登録しない。インターネットバンキングで納付手続きをするときに「納付目的コード」を作成し、納付金額と併せて入力する。納付できる税目は、申告所得税や法人税、消費税など6税目に限られる。
ダイレクト納税は、事前に税務署に書面で届け出たうえで、イータックスを利用して電子申告をした後に、届出をした預貯金口座からの振替で電子納税する方法。納付情報を登録すれば全税目の納税が可能だ。(2017/04/17)