会社で自動車を購入するのなら、カーナビは一緒に買わず、後から取り付けたほうが税金面ではお得だ。
自動車本体とカーナビなどの付属品を一緒に購入すると、その合計額で減価償却しなければならず、購入した年に一括で損金にできない。だが、付属品を後から取り付ければ、その金額が30万円未満なら全額をその年の損金に算入できる(「少額減価償却資産の特例」適用対象事業者)。
また、自動車の取得価格の3%が課税される「自動車取得税」は、本体価格のほか、カーステレオやカーナビ、自動車用工具などの付属品も含めて計算する。そのため、付属品をつけないで自動車を購入した方が税金を抑えられる。(2017/06/02)