外貨での納税は不可

差し押さえの対象にはなる


 国税の納付は日本の通貨に限られる。手もとにドルやユーロがあっても海外通貨では納税できないため、日本円に換金したうえで納付することになる。小切手や証券、証書で納付することも不可能だ。

 

 納税はできないが、海外の通貨は当然、差し押さえの対象にはなる。外貨預金や外貨建ての小切手、外国株式も同様。外資系銀行の外貨建て預金についても、日本の支店に口座があれば国税当局に差し押さえられる。(2017/04/27)