商品のデザインに人気アニメのキャラクターを使用した会社は、原作者などの権利保有者に、キャラクターの使用承諾料に加え商品の売れ行きに応じた使用料を支払うのが一般的だ。
この承諾料や使用料は税務上、すべてを一括で損金に算入するのではなく、契約で定める使用期間によって償却する。キャラクターを使用できる期間を定めていなければ3年で処理する。
なお、作家個人へ承諾料を支払う場合は支払額の10・21%の所得税および復興特別所得税を源泉徴収する必要がある。(2017/05/04)